東前頭筆頭の安青錦(21=安治川)が、珍しい決まり手で大関相手の初勝利をつかみ、彩った。大関琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)と対戦し、持ち味と自任する「低い攻め」で勝負。拮抗(きっこう)したところで“奇襲”を繰り出した。

左手で相手の右膝を払って、右腕をひねる。見事、琴桜を土俵に這わせて、中継局NHKの実況アナウンサーに「内無双!」と叫ばせた。

直後から、SNSは「内無双」祭りに。「内無双!!!かっけーー!!!」「内無双決まったなぁ。そっか。安青錦関のお師匠は曲者安美錦関なのか。なるほど。うまい」など称賛が相次ぎ、相撲好き女子「スー女」として有名なタレント山根千佳(29)の投稿が「ベストポスト」として固定表示された。

「安青錦関が内無双~~~!!曲者すぎる!!今も人気だけどもっともっと人気出ちゃうよ~~~!!ギャップすぎる~~~!!大関戦初勝利 琴櫻関は初日黒星」

一方、本人は取り組みを終えて冷静に、NHKのインタビューに答えた。「うれしいです。自分のいいところを見せたかった。(内無双は)狙っているわけじゃなく、体が勝手に動いただけ」と振り返っていた。

2日目は新横綱の大の里(24=二所ノ関)戦。美技を自信に弾みをつけ「思いっきり、ぶつかってみたいです」と燃えていた。