前相撲が始まり、元中学横綱の西村(18=音羽山)が白星を挙げた。佐藤(16=荒汐)と対戦し、立ち合いから圧倒して寄り切った。

「相撲を取ることは緊張しませんが、大相撲の舞台に立つことは緊張しました」と振り返り、完勝にも「特に思うことはありませんが、前相撲なんで、この気持ちを忘れないようにしっかり勝負していきたいです」と今後を見据えた。

京都府出身。中学から鳥取へ相撲留学し、東伯中3年時に中学横綱に輝いた。鳥取城北高1年時に高校総体2位、2年時は主要大会2冠。「プロで頑張っていこう」という意思を固め、高校を中退して、元横綱鶴竜の音羽山部屋に入門した。

「(音羽山部屋は)みんな若くて仲良く、切磋琢磨(せっさたくま)できる。親方の相撲や人柄にひかれるものがあって、こういう人になりたいと思います」。出世が早そうな有望株で、北天佑の相撲にあこがれているという。目標について聞かれると「1場所でも早く(関取に)上がれたら。強さは分かりませんが、人としては親方のような人になりたいと思います」と話していた。