東前頭8枚目の佐田の海(38=境川)が9敗目を喫した。
西前頭12枚目の朝紅龍(26=高砂)と対戦。相手が立ち合いで変化し、佐田の海は土俵際で踏みとどまったものの体勢を立て直しきれず送り出された。
10日目に負け越しが決まったが、そこからでも落ち込むことなく戦い抜く姿勢こそ、佐田の海の真骨頂だ。
「長い相撲人生、こんなことは初めてじゃない。しぶとくいかなきゃと思っています。頭と心と体が一致していないのかもしれない。全部いい状態に持っていっているつもりなんですが」
幕内最古参ながら、その日の一番に最大限集中している。
「毎日同じ気持ちで気合入れて相撲を取っています。負け越して投げやりになることもないし、そうなったら終わり。準備運動も同じ時間に同じようにやる。それがおそろかになると、気持ちが切れるから」
千秋楽まで勝敗がどうであろうと、土俵には真剣に向き合っていく。

