日本相撲協会の財団法人設立100周年記念イベント「百周年場所~古式大相撲と現代大相撲~」が7日、東京・両国国技館で開催された。メインイベントの古式大相撲は95年2月以来30年ぶりの実施。奈良・平安時代の宮中行事「相撲節会(すまいのせちえ)」を現代風にアレンジした。
取組前は東方と西方から踊り手が登場し、それぞれ雅楽に合わせた「振鉾(えんぶ)」を土俵下で舞う。子供同士で「童相撲三番」を行った後、力士同士による10番が主な流れ。取組結果は矢を使って数えられ、合計勝ち数の多い方が最後に「舞楽」を披露できる。
横綱対決となった結びの一番は東の大の里(25=二所ノ関)が西の豊昇龍に勝利。8-5で東方の舞が会場を彩った。江戸時代の書物から考案された「三段構え」や「神相撲」も行い、大の里は「いい経験ができた。本当に味わい深く『相撲ってすごいな』と感じた」と話した。【泉光太郎】

