元幕内の英乃海(36=木瀬)が3日、東京・両国国技館で引退会見に臨み、弟の幕内翔猿(33=追手風)への思いを明かした。

入門当初は兄として心配していた。「同じ部屋に入ると思っていましたが、ふたを開けてみれば違う部屋だし、体も小さくてだめかなと思っていました」。

それが自己最高位が東前頭6枚目に対し、翔猿は小結まで昇進。「いつの間にか僕より実力も知名度も逆転され、悔しい気持ちもありました」と振り返った。

それでも弟への気持ちは特別だった。「メディアにも多く出ますし、いろんな方から『翔猿さんのお兄さんですよね』という声掛けが多くてうれしかった」とほほ笑んだ。

「あっという間だった」という14年の土俵人生。今後は弟の活躍を期待しつつ「少しでも長く現役を続けてほしい」とエールを送った。