大関霧島(30=音羽山)は、本割で琴桜を破って12勝3敗としたが、ともえ戦での優勝決定戦では熱海富士、安青錦に連敗した。支度部屋に戻ると「何も言うことはありません」。先場所も決定戦で敗れ「2度と経験したくない思いでしたけど、今日も何もできなかったです」と悔しさを押し殺した。優勝した安青錦の表彰式も、支度部屋のテレビでじっと見つめていた。

今場所後の横綱昇進には届かなかった。それでも来場所へ望みは残る。浅香山審判部長(元大関魁皇)は「決定戦は残念だったけど、12番勝ったことは大きい」と評価し、綱とり継続については「内容、結果、トータルで見る。数字だけでなくしっかり見ていかないと」。優勝が必要か、との問いには「そこは絶対あると思う」とし、優勝を求める見方は変わらなかった。

3場所連続で12勝3敗も優勝はない。届かなかった賜杯(しはい)を前に、悔しさだけが残った。来場所、再び綱とりの土俵に霧島が向かう。【山田遼太郎】

【動画】️安青錦が優勝決定巴戦制し3度目V、本割敗れるも熱海富士、霧島撃破

【大相撲名古屋場所全取組結果】はこちら>>>