日本相撲協会は26日、大相撲九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)の新番付を発表した。
横綱は東の大の里(26=二所ノ関)、西の豊昇龍(27=立浪)で変わらなかった。大の里は秋場所で12勝3敗とし、6場所ぶり6度目の優勝を果たした。
豊昇龍は名古屋場所後に右ひざの手術を受け、秋場所を全休。秋巡業には途中から合流し、調整を続けている。今場所に出場するかどうかも含め、回復状況が注目される。
大関は、秋場所で千秋楽まで優勝を争い、11勝4敗だった安青錦(22=安治川)が東の2番手から筆頭に上がった。9勝6敗の琴桜(28=佐渡ケ嶽)は西に据え置かれ、8勝7敗の霧島(30=音羽山)が東の2番手に回った。2横綱3大関の陣容は変わらない。
藤ノ川(21=伊勢ノ海)は西から東へ移り、2場所連続の関脇。新関脇だった秋場所は3大関全員を破り、11勝4敗で2度目の敢闘賞を受賞した。今場所の成績次第では、27年初場所が大関とりの場所となる可能性もある。
熱海富士(24=伊勢ケ浜)は東から西関脇に回った。秋場所は大関昇進に挑んだが、終盤に5連敗を喫し、8勝7敗にとどまった。関脇は4場所連続、三役は5場所連続となる。
名古屋場所では12勝を挙げており、今場所13勝なら昇進目安となる三役で直近3場所33勝に届く。ただ、浅香山審判部長(元大関魁皇)は秋場所千秋楽に「何もないという感じでもないが、厳しいでしょうね」と慎重な見方を示した。昇進の可能性には含みを残したが、九州場所が大関とりになるとは明言していない。
東小結には美ノ海(33=木瀬)が就き、沖縄県出身力士として初めての三役昇進を果たした。初土俵から所要63場所は大学相撲出身で最も遅く、33歳5カ月での新三役は戦後4位の高齢昇進となった。
義ノ富士(25=伊勢ケ浜)は名古屋場所以来2場所ぶりに小結へ返り咲き、西に入った。秋場所は西前頭2枚目で初日から5連敗を喫したが、9勝6敗まで巻き返し、1場所で三役に戻った。

