◇12月13日◇決勝◇東京・夢の島野球場◇城東四区中学生リーグ主催

立川ホーネッツ(立川市)が府中ピンクパンサーズ(府中市)を7-1で破り、初優勝を果たした。

「この1週間、強い打球を打つ練習をしてきた」と立川・藤井千朗監督が話した通り、5回表に立川打線が爆発した。先頭の6番本田りな(1年)が中越え二塁打で出塁すると、続く滝口桜桃、古井莉深(ともに2年)の3連打で先制した。府中は先発の黒木奈菜(2年)から佐藤美紗希(1年)へ継投したが、立川の猛攻を抑えられなかった。1死後、1番奥谷世玲奈(2年)の右前適時打で2点目が入り、なおも二、三塁。2番山根彩英(2年)のスクイズが2ランスクイズとなり、この回一挙4点を挙げた。さらに7回にも3点を加え勝負を決めた。

先発奥谷は6回まで無安打投球を続けていたが7回、代打・小橋ひなた(1年)に三遊間の内野安打を打たれ夢は消えた。1死後、篠本こはる(2年)の右中間三塁打で1点を許したものの、後続を丁寧に打ち取った。「準決勝以降は投げ込みを増やしました」と笑顔を見せた奥谷。最後まで力感あふれる投球で最優秀選手賞を獲得した。

▽決勝

立川ホーネッツ

000 040 3 7

000 000 1 1

府中ピンクパンサーズ

【立】奥谷―吉岡【府】黒木、佐藤―岡田 [三] 佐久間(立)、篠本(府) [二] 本田2(立)

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