第2回プレ全日本極真護身空手道選手権大会テストトーナメント(一般社団法人世界護身空手道連盟極真空手力謝会主催)が11月20日、東京・品川区立総合体育館で36人が参加して行われた。

決勝戦は木下毅顕(25=武心塾)とプライチュンポン(31=GTジム)が対戦し、木下が金的蹴りを決め初優勝した。

大会は男女打撃系格闘技の選手はすべて出場できる無差別級の試合とした。今回は高校生以上だったが、15歳の鳰陽斗(チームブル)が参加し、8強まで勝ち残った。さらに、(1)新型安全グローブ、ドラグローブを使用(2)三重金的カップを装着(3)4ポイント&ノックダウン3秒ルールの二重ルールで、ポイントでもノックダウンでも勝敗が決まるルールとし、勝敗が早く出るようにした。

優勝の木下は「2週間前から作戦を練り、空手と総合格闘技のいいところをだせた。勝負どころで気持ちの強さをだせた」と語れば、所属する加藤丈博・武心塾塾長は「空手の強さをだせた。5歳から指導している彼はこれから空手道をしょって立つ人材である」と期待の言葉を送った。全日本大会は来年4~7月ごろに開催予定。

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