全国の信用金庫で組織する「よい仕事おこしネットワーク」(事務局=城南信用金庫)が3月7日、生命保険会社と初めて地域の活性化に関する包括連携協定を結んだ。その生命保険会社は、富国生命相互保険会社(本社=東京・千代田区)と、フコクしんらい生命保険株式会社(本社=東京・新宿区)だ。

富国生命は2018年から「よい仕事おこしフェア」に出展。昨年9月には「がん啓発」活動の一環として、全国の小児がん拠点病院に入院する子供たちへ、城南信用金庫が廃紙から作った「自由帳」と富国生命が野菜の廃材を材料にした「おやさいクレヨン」を贈るなど、信用金庫と協力関係にあった。

富国生命の米山好映代表取締役社長は締結式で「相互扶助の理念に基づき、さらに協力して、実践することが求められている」と力を込める。

全国信金の保険販売に注力するフコクしんらい生命・櫻井健司代表取締役社長は「相互扶助の精神を受け継ぎ、地域社会に貢献したい」とあいさつ。川本恭治城南信金理事長は「地域の活性化に尽力出来るように互いに協力したい」と絆を確認した。

[PR]