今季限りでの引退を表明したシントトロイデンのFW岡崎慎司(38)が、ホーム最終戦となったルーベン戦に先発出場した。センターFWとして後半7分までプレー。ピッチから退く際には両チームの選手とスタッフが花道をつくり、岡崎は笑顔。サポーターの温かい拍手に包まれた。日本選手7人が出場した試合は1-1で引き分けた。

「ダイビングヘッド」が代名詞のストライカーは歴代3位の日本代表通算50得点。今季は負傷の影響もあってシントトロイデンで出場機会を減らし、この日が7試合目の出場だった。先発は今季初。最後まで精力的に最終ラインの背後への動きだしを繰り返した。

シントトロイデンはGK鈴木彩艶、MF伊藤涼太郎がフル出場し、U-23日本代表のMF山本理仁と藤田譲瑠チマが後半15分までプレー。ルーベンはMF三竿健斗、DF明本考浩が先発した。試合は岡崎に代わって途中出場したFWカヤの見事な左足ミドルシュートでシントトロイデンが後半21分に先制したが、同29分にルーベンが追い付いて引き分けた。

岡崎は2008年に日本代表デビューし、75得点のFW釜本邦茂、55得点のFW三浦知良に次ぐゴールを積み重ねた。FIFAワールドカップ(W杯)は10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシアと3大会連続でピッチに立ち、日本代表通算119試合出場は史上5位。

兵庫・滝川二高から05年にJ1清水エスパルス入り。11年からは欧州で活躍し、ドイツのシュツットガルト、マインツを経て、15年に加入したイングランドのレスターではプレミアリーグ優勝に貢献した。スペインでもプレーし、欧州5大リーグのうち3つでゴールを記録。22年にシントトロイデンに入った。

【動画】岡崎慎司、本拠地での現役ラストマッチで両チームの選手が花道つくる