◇フィリピン・マニラ市◇6月3~7日◇8チーム◇決勝、準決勝、予選リーグ
世界一連覇に向けて、台湾との激闘を制した。日本代表が昨年に続き2連覇を達成して、7月26日に米テキサス州ラレドで行われるワールドシリーズにディフェンディングチャンピオンとして出場する。決勝で迎えた最大のライバル台湾戦は最終回に逆転されながら再逆転でサヨナラ勝ちした。日本ポニーベースボール協会の公式インスタグラムが取材した大会をコメントとともに振り返る。
【逆転サヨナラ!! 7月ワールドシリーズ連覇へ激戦制す】
どの年代も最大のライバルとなる台湾は、ブロンコでも粘り強かった。日本は初回に5点を失いながら、小刻みに反撃して5回に逆転、2点リードを奪った。それでも、最終回に3点を奪われ、7回裏を迎えた。大きく開いていた右翼線への狙い打ち。捕手の配球も外角中心だった。「しっかり目付けをして、しっかり振るように」。選手が応える。殊勲のサヨナラ打を放った山田悠生は体調を崩し、途中出場の打席だった。「めっちゃ気持ち良かったです。おいしいところだけ持っていっちゃいました」と、3カ月前まで小学生だったと思えないコメントを残した。
予選リーグの3戦は大勝続きだった。しかし、即席のチームと慣れない環境に選手は苦労した。湿度は70%に達して、体感温度は37度。食事が合わず、食欲もなくなり、試合中に足をつる選手もいた。それでも、昨年の世界一に憧れて、代表入りを熱望した選手ばかり。逆転された最終回を1点差でとどめ、結果的に勝利投手となった阿部敏久は「自分にチャンスが回ってきたのでそれを生かそうと思いました。走者を気にせず、ストライクを入れることを優先に投げました。変化球の精度を上げて、さらに上を目指せるように頑張ります」と、喜びと新たな課題を口にした。
▽予選リーグ第1戦 28○0フィリピンFLASH(4回コールド)
●鈴木友弥(SK) どんどん会話をするようにしていたら、最後の方でだいぶ盛り上がっていてよかったです。
●神山大地(SK) ピッチャーの球があまり速くなかったので、国際大会では長打を狙うため、すり足打法で打ったら、いい弾道でセンターオーバーを打てました。ホームラン狙います !
●松澤蒼(市原) ランニングホームランを打ちました。自分の持ち味は足でかき回すことです。明日からも足を生かします。
●松村勇太(江東) アイブラックをしたけど、日差しはあまり変わらないです。チームはけっこう雰囲気がいいと思うので、明日からはもっと盛り上げていきたいです。
●山田悠生(羽田) やったるぞ ! と思って、試合に入りました。結果は…何だったか覚えてないです。明日も任せてください。
▽同第2戦 24○0フィリピンSAMURAI (4回コールド)
●井上颯天(北斗ポニー) ピッチングはストレートが走っていて変化球も調子が良かったです。安打については、初球を見逃してしまったので次に同じコースが来たら打ちます。
●松村 打たせて取ろうとした結果、ファウルで粘られてしまったので、もっと球数を減らせるように頑張ります。
●神山 (3発放ち)めっちゃ調子よかったです。ピッチングも勝手にキャッチャーのミットに行きました。
●阿部敏久(桐生南) チームはたくさん打って勝てて良かったなと思います。個人的には打撃でゴロが打てなくて修正したいです。
●山田 ライトにホームラン打ちました ! 次は完璧な当たりでホームラン打ちたい。
●松澤 上位がすごい打者がそろっているので、そこにつなげるよう、足でがんばりました。
▽同第3戦 17○0中国GSLAM (4回コールド)
●加藤大志(秋田NBA) マウンドが雨でぬれていたと言い訳になっちゃうんですけど、無失点でしたがけっこう球数を投げてしまいました。次は打たせて取るピッチングで3イニングくらい投げるつもりで頑張ります。
●鈴木 今日は内野でした。キャッチャーとは違う視点で楽しかった。
●松村 何でもないボールを落としてしまいました。次はしっかり守ります。
●神山 ずっとブルペンキャッチャーをしていました。みんなの球を受けられて楽しかったです。
●松澤 初登板でした。調子は良かったです。試合前に練習したけん制もできました。

