新チーム最初のタイトルマッチは、高崎中央ポニーAがポニー江東ライオンズを4ー2で破り、初優勝した。ボーイズリーグから今秋、ポニーリーグに移籍した同チームは、全国大会常連の強豪で、同Bチームも準決勝に進出して3位となった。最優秀選手賞に高崎中央Aの上原達也(2年)、優秀選手賞に江東Lの林航世(2年)が選ばれた。
【今秋新規加盟「移籍成功」】
2021年春ボーイズリーグ全国準優勝、23年ジャイアンツカップ3位…。ホームページの戦績欄に数々の栄光が刻まれる強豪は、ポニーでもいかんなく実力を発揮した。予選リーグは4勝1敗で2位通過。決勝Tは準決勝まで3試合で30得点1失点。圧倒的な打力と投手力を誇るが、決勝の決め手になったのは、落ち着いた守備力だった。
2点差に迫られ迎えた6回裏無死一、二塁。5回から救援登板の高橋琉葵亜(るきあ=2年)が三塁線に転がった鮮やかなバントを、振り向きざまに三塁送球してアウトに。江東Lの勢いを止めた。高橋は「(三塁送球は)最初から狙ってました。学童野球のころから練習してきました」とうれしそうに笑った。
1、2年生で部員数は44人。今大会は実力順に分けた3チームで参加した。倉俣徹監督は「ベンチ入りも起用選手もトーナメントは人数が限られる。これでは、控え選手の犠牲の上で成り立っている」と疑問を抱いたのが移籍のきっかけだった。ポニーならリーグ戦で下位に沈んでも交流戦が用意されるなど、3チームとも5試合以上公式戦を経験できた。
早速効果が表れ、1、2年生で編成したBチームも3位に。「急激に伸びた選手もいて、移籍は大成功でした」。秋季大会の2カ月間で、優勝とともにかけがえのない喜びをつかんだ。
●高崎中央A・上原達也(決勝で先発して5回途中まで2失点などMVPを獲得して)「慣れない球場で投げにくかったですが、ていねいにいい投球ができました。全国制覇したいです」
●高崎中央B・和田敬詩主将(2年=控え捕手ながらBチームで主将、レギュラーに)「公式戦を経験できてやりがいがありました。前より自信がつきました」

