夏の神宮球場への道は序盤から熱戦が続く。201チームが出場する全国でも屈指の巨大トーナメント。敗者戦も合わせて12チームだけが、8月の「エイジェックカップ・第53回日本リトルシニア日本選手権大会」の出場権を得る。熱戦の火ぶたを切った1、2回戦からピックアップした。

【5回に一挙5点奪う】

八王子は1回戦で保土ケ谷中央を8―0で破り勢いに乗った。先発のエース横山桜輔(3年)がストライク先行の投球で、チーム全体にリズムをつくった。5回に一挙5点を奪い、コールド勝利を決めた。

昨年の秋以降、けがで調子が上がらなかった横山は、春の大会は背番号1を譲った。徹底した練習でその座を取り戻したこの試合も、本調子ではなかったが、堂々のマウンドさばきで3回1安打無失点に抑えた。

2回戦は2点先制されながら4回に一気に4点を挙げて千葉北を逆転。5―2で3回戦に進出した。中村孝事務局長は「厳しい練習に耐え抜いてきた集大成です。最後の1球まで粘り強く全力でプレーをし、ベストを尽くしてください」とエールを送っている。