昨年秋、プロ野球ドラフト会議でリトルシニア関東連盟出身の選手が10人指名され、海外の大学所属以外の9人が入団を決めました。中学時代の指導者やチームスタッフを取材して、彼らの人柄やエピソードを、当時と最新の写真とともに紹介します。

今回は八王子リトルシニア出身でDeNA1位の小田康一郎内野手(青学大)です。

 

八王子リトルシニア・和田義盛監督が語る

父親の康彦さんは野球に熱心で、八王子リトルリーグの指導者をやっています。小田は6人きょうだいの5番目で上4人はお姉ちゃん。5歳ごろからリトルに入って、試合はティースタンドのボールを打つ、ティーボールをやってました。そのうち、1つ下の弟の健二郎(現千葉情報大3年)も一緒になって、お父さんの指導を受けたんでしょう。私が初めて指導したのは、中学生になってからなんですけど、打撃で気になるところはありませんでした。少し太めだったのが気になったんですけど、動いているのを見たら、問題ありませんでした。

左打席から左中間に伸びて行く打球が印象的でした。ボールの内側をたたいて「逆方向に引っ張る」感じの打球で、いいところで打ってくれました。投手としても130キロぐらい投げてましたね。うちは日大三、関東一など東京の高校を選ぶのが多いけど、熱心に誘ってくれた岐阜の中京に進みました。1年夏に甲子園に出たのはよかったし、中京でもよく練習したんでしょう。右方向にも強い打球が飛ぶようになりました。

小田より1年下の井坪陽生が22年ドラフト3位で関東一から阪神に入りました。今年初めて1軍を経験しましたけど、小田を刺激にして、1軍に定着して欲しいです。小田も青学大から1位で入るのだから、1年目から出て欲しい。大学では主に一塁だったけど、三塁も守れるはず。2人ともセ・リーグですから横浜スタジアムで対戦するのを、見に行くのが楽しみです。