[ 2014年6月25日8時50分 ]<W杯:日本1-4コロンビア>◇1次リーグC組◇24日◇クイアバ

 日本代表のFW香川真司(25=マンチェスターU)が、悔しさで言葉を震わせた。今大会は本田とともに日本の中心として臨みながら、力を出し切れなかった。チームは1勝もできず、香川自身も無得点で憧れ続けた世界の大舞台から去ることになった。

 試合後の取材エリアでは、口元をギュッとかみしめながら、言葉を絞り出した。

 「今すぐ(大会を)振り返るのは難しい。ここを目標にやってきて、1勝もできなかった。それが結果。すごく悔しかったですし、これで終わりだと思うと寂しかった。こういう大会で勝ち抜くために必要なもの。メンタリティーや、チームとしての強さが必要だと感じさせられた」

 4年後の18年W杯については「分からないですけれど、自分のキャリアは続く。W杯にかけてきて、これまでやったきたので、気持ちの切り替えは、難しい。自分の中で整理ができていない」と、目がうつろな状態。試合後、間もなかったため、まだ混乱している様子だった。