SKE48チームSが14日、名古屋のSKE48劇場で、新公演「重ねた足跡」の初日公演を行い、松井珠理奈(19)らが出演した。

 SKE48の過去の公演曲、シングル、カップリング曲で新たなセットリストを構成。「手をつなぎながら」「オキドキ」「パレオはエメラルド」など人気曲のほか、「僕は知っている」「強がり時計」など、知る人ぞ知る名曲が流れるたび、客席が沸いていた。

 1曲目の「Gonna Jump」は、センターが公演ごとに変わる。初日にセンターを務めたのは、チームの副リーダー松本慈子(16)。2年前の新公演初日では、出演メンバーに選ばれなかった悔しさを晴らし、「記念すべき1回目のセンターで緊張したけど、アイムハッピーです」と喜んだ。松井は「毎回センターが代わる『Gonna Jump』が、新公演の見どころになります」とアピールした。

 ユニット曲では、松井のソロ曲「赤いピンヒールとプロフェッサー」を、1番を松井、2番は入れ替わりで北川綾巴(17)が登場する斬新な仕掛けでファンを驚かせた。一方で「愛のルール」では、大矢真那(25)宮前杏実(18)らが戦隊ヒロインの衣装で登場。終盤には、「Escape」や「Darkness」など、SKE48の代名詞でもあるダンス曲のメドレーを披露した。松井は「原点に戻るという意味で、SKEといえばダンスということでメドレーをお聞きいただきました」と明かした。

 公演タイトルについて松井は「SKEは私たちメンバー、スタッフのみなさん、関係者といくつもの足跡で歩んできました。だからこそ今のSKEがある。これからもみなさんと一緒に、いくつもの足跡で歩んで行けたらということで、このタイトルにした」と説明。「この公演と一緒に、どんどん成長していきたい」と決意を語った。