公開中の米映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」の「七夕イベント」が4日、都内で行われた。

 日本語版で声の主演をした中川大志(19)とジョニー・デップふんするジャック・スパロウの声を演じた平田広明(53)に加え、シリーズの大ファンというSTU48岡田奈々(19)とじゅんいちダビッドソン(42)も駆けつけた。

 中川は「昨日、両親と劇場の4Dで見ました。イベントのたびに皆さんの強い反響があったし、両親にも『いい声だった』と喜んでもらいました」と笑顔で振り返った。

 海賊のふん装で登場した岡田は「私もSTUでキャプテンを務めさせてもらっていて、船上ショーもやっているのでジャック・スパロウは憧れの存在です」。本田圭佑のものまねであいさつしたじゅんいちだけは「今日はリアクション薄いですね。僕の存在も薄いですね」と笑いを誘った。

 収録が別々だったために平田の声を聞くのが初めてという中川は「本当のジャックの声です。震えるようです」。ベテラン声優の平田は「ホンモノのジョニー・デップに2度も会ったくせに」と照れ笑いした。

 シリーズ第5作の今回は、公開週の週末動員が77万人を越え、「美女と野獣」を越えて今年最高の成績となっている。