AKB48チーム8が21日、千葉市の海浜幕張駅前で始まったチバテレ主催のイベント「スマイルfestivalちば」に出演した。

 地元千葉県代表で、イベントのアシスタントMCを務める吉川七瀬(20)は、同局の「AKB48チーム8のKANTO白書 バッチこーい!」で共演しているドランクドラゴン鈴木拓(42)とともに、まず前説のステージに立った。この日が20歳の誕生日で、「今日は私の誕生日なんですよ。20歳になりました!」と自分から明かし、「おめでとう!」と大きな声援を受けていた。鈴木から「お酒も飲めますし、たばこも吸えますよ」と振られると、「ビールを飲めたらかっこいいというか、大人だなって思います。いつか飲んでみたいですね」と、大人のたしなみに興味津々の様子だった。

 イベント概要の説明で吉川は、資料に目を落としながら、怪しい漢字の読みなど、たどたどしい説明で来場者を心配させた。アイスの試食コーナーの説明では「アイスクリームの試食や…え? 試食あるの!?」と、読みながら1人ノリツッコミという、高度なのかどうか分からないアナウンスぶりで笑わせていた。

 この日はミニライブに出演予定だった本田仁美(16=栃木)が体調不良で休演し、清水麻璃亜(20=群馬)が代わりに出演した。吉川は「昨日、ひぃちゃん(本田)と連絡したら、『みんなと出られなくて寂しい』と言ってました。ひぃちゃんの分まで頑張りたい」と誓い、清水、左伴彩佳(19=山梨)と「ヘビーローテーション」「365日の紙飛行機」「47の素敵な街へ」を披露した。

 ステージ脇で見ていた鈴木は普段、番組での姿しか見たことがないといい、ステージで踊る3人の姿を間近に見て感慨深げだった。「泣きそう。父親の気持ちになってくるね。泣いちゃいそうなので、イヤなことを考えてました」と笑わせていた。

 イベントは22日にも行われる予定で、チーム8も吉川らがミニライブを行う。