AKB48の冠バラエティー番組、日本テレビ系「AKBINGO!」(火曜深夜0時59分)が、9月末をもって終了することが20日深夜、同番組で発表された。司会のウーマンラッシュアワーから番組終了が告げられると、驚きの表情を見せたり、涙するメンバーもいた。

同番組は、前身番組の「AKB1じ59ふん!」などを受けて、08年10月にスタート。AKB48グループのメンバーが、体を張った企画にチャレンジするなど、個性やキャラクターを伝えてきた。

約11年続いてきた番組終了に、現役メンバーをはじめ、OGメンバーも思いをSNSで明かしている。1期生で、開始当初から出演する峯岸みなみ(26)は「収録のとき、うまくいかず悩んで泣いたりしてたなぁ。私を鍛えてくれたのは間違いなくこの番組だったと思います。ボール顔面に当たったり、男装したり、黒柳さんになったり、ポッチャリになったり…笑って、泣いて、突っ走った部活みたいな場所。寂しいなぁ。」。グループ総監督の向井地美音(21)は「ファンになって最初に見始めたのも、メンバーとしてたくさんの経験をさせて頂いたのも、すべてこの番組でした。11年半の歴史に恥じることのないよう、感謝の気持ちを込めて最後の最後まで全力で頑張ります。思い出いっぱい…」。

OGの片山陽加(29)は「え、本当に!?」と驚きつつ「BINGOのおかげで握手会へ来てくれる人も増えて。本当に感謝しかない番組なので、終わってしまうのはとても寂しい」。高城亜樹(27)は「AKBINGO終わってしまうんですね…。AKBに入る前から見ていた番組で、初めて出演したテレビ番組で、私のキャラクターもたくさん引き出してくれた大切な番組の終わりは寂しいですが、たくさんの思い出をありがとうございました」。

番組開始当初から制作に携わる毛利忍氏は、ツイッターで「11年半続いた番組ですので、さまざまな想いがありますが、キャストスタッフ一同、最終回まで前を向いて頑張りますので、あと5回、応援の程よろしくお願いします」とつづった。