同じ1期生の小嶋陽菜(33)高橋みなみ(30)との派生ユニット「ノースリーブス」が、卒業公演でも勢ぞろいした。

今月22日に行われた卒業コンサート(横浜・ぴあアリーナMM)でもノースリーブスのデビュー曲「Relax!」などを披露したが、この日は「君しか」と「ペディキュアday」を披露した。

3人にとって“学舎”でもある同劇場でそろうのは、17年4月19日の小嶋の卒業公演以来、約4年ぶり。高橋は「久しぶりに来たら、(周年ごとに張っている)柱のテープが増えてる!」。小嶋は「端っこの方にカビが? いやいや、味があります」と久々の劇場を楽しみつつ、高橋は「(観客数が定員の)半分だけど、ファンの人の前で良かったね」。さらに卒業コンサートのスピーチで、峯岸は「私にとってAKB48は必要でした」と話したが、高橋は「私たちにとってもみぃちゃんの存在は必要でした」とねぎらった。

また高橋も小嶋も、卒業公演後は劇場が入る「ドン・キホーテ秋葉原店」の外にファンが集まり、メンバーを送る“儀式”も行われてきた。峯岸は「(コロナ禍で)それは出来ないですけど、全然人がいないのも嫌だから…」と自虐的だった。

この日の公演は峯岸が所属するチームKメンバーを中心に行われ、定員の半数となる125人のファンに見守られた。また「尺が欲しい」では、卒業生で“峯岸チルドレン”とも呼ばれる小嶋真子(23)西野未姫(22)も登場して、先輩の門出を祝った。

05年12月8日に同劇場がオープンしてから、この日で5651日。峯岸は約15年半のアイドル人生に終止符を打つ。