強い光を浴びたり目を酷使したりすると内斜視になっていた、アイドルユニット仮面女子の神谷えりな(23)が13日、東京・秋葉原で行われた劇場公演に、約2週間ぶりの復帰を果たした。このほど、目の手術が成功した。

 この日は、仮面女子内のアイドルグループ、チェリーブロッサムとして3曲、スチームガールズとして4曲を披露。ファンから「おかえり~!」と祝福されると、「ありがとうございます! 以前は2重に見えていたみなさんの顔が、しっかり見られます!」とあいさつした。

 公演を終えて取材に応じ、「みなさんとたくさん目が合いました。私は本当に幸せ者です」と感謝。「前は、内斜視の症状が出てしまうので、映画館でスクリーンが見られなかった。映画をたくさん見たい。今は『ビリギャル』が見たいです」と笑顔を見せた。

 11月には初さいたまスーパーアリーナ公演を控えており、「以前は、日本武道館で内斜視が出てしまったので、大きい会場が怖かったのですが、今は大丈夫。さいたまスーパーアリーナでも、思いっきり踊りたいです。もっともっと大きい会場も目指したい。仮面女子は、これからもっと上向きます」と意欲を示した。

 また5月28日に静岡市内の病院で受けた手術について、「先生がすごい優しい方だったのですが、私が胸元の開いた服を着て行ったら、『何カップ?』と聞かれ、Gカップですと答えたら、『すげ~! Gか~!』ってめっちゃ言われました」と振り返った。

 神谷は高2の春、後天的な内斜視を発症した。上京後、20件以上の病院を探し、「原因不明」「病名が分からない」などの診断され続けたが、先月、故郷、静岡県内の眼科で初めて「開散まひ」(より目の反対、離し目が上手にできない状態)と診断され、同28日に手術を受けた。