元光GENJIの俳優大沢樹生(46)が、元妻の女優喜多嶋舞(43)との間にもうけた長男(18)について、実子でないと訴えた「親子関係不存在」の確認を求めた訴訟で、東京家裁は19日、親子関係がないことを認める判決を下した。女性誌が「実子でない」と報じてから約2年。大沢の主張が法廷で認められた。

 大沢と長男がDNA鑑定を行ったのは13年2月。「父子確率0%」の結果が出たという。これに対して、長男は「99・9%、僕はパパの子どもです」と反論していた。喜多嶋も「父親は大沢さん」と断言していた。両者側は調停を行ってきたが、不調に終わったことから今年10月に裁判になっていた。

 判決では、「原告(大沢)は被告(長男)の生物学的父親ではない旨のDNA鑑定の結果が存在する」などとして、親子関係が存在しないことを認定した。現在、長男は親権を持つ喜多嶋の親と、米国で暮らしているとみられる。控訴する場合は、家裁から書類が送達されてから2週間が期限になる。

 判決が確定すれば、大沢は長男に遺産相続をする必要がなくなり、また、長男側にこれまでの養育費を請求することも可能になるという。喜多嶋の所属事務所では「すべて事務所の弁護士に任せている」とコメントしている。