15日に東京・両国国技館でプロレスの引退試合を行った天龍源一郎(65)が22日、タレントデビューした。都内で日本テレビ系バラエティー「みんなで悩めばコワくない」(12月6日午後1時15分)の収録に参加。HKT48指原莉乃(23)とタッグを組んで初の番組司会者に挑戦した。

 マイクを手にした天龍の声は、長年の格闘技生活でつぶれたまま。特徴的な声は今年6月には「日本一滑舌の悪いしゃべるスタンプ」と題して、音声付きのLINEスタンプとして発売されたほど。その天龍の滑舌の悪さを救うタッグパートナーが指原だ。

 76年にプロレス界に入った天龍は、タッグでも故ジャンボ鶴田さん、故阿修羅原さん、スタン・ハンセンさん(66)らと組んで活躍した。なかでも原さんと組んだ「龍原砲」では、87年に全日本プロレスに天龍革命を起こし暴れ回った。天龍を「どれくらいすごい人なんですか?」という指原はバラエティー番組では先輩。「新弟子」の天龍をバックアップして「新龍原砲」は息の合った司会ぶりを見せた。