アイドルグループ仮面女子の神谷えりな(25)が21日、東京・秋葉原の常設劇場で会見を開き、2度目となる左目の内斜視手術が成功したことを報告した。

 「すごく怖かったです。1回目と違う不安がありました。部分麻酔をするので痛くはないですが、(目の)筋肉を触られる感じがつらかった」

 それでも、術後に主治医から「再手術の心配ない」と言われたといい、神谷は目に涙をためて感謝の言葉を口にした。

 「メンバーやスタッフ、特にファンの皆さんがたくさん応援してくれました。直接会いに来てくれる方もいました。すごく感謝しています。感謝の気持ちでいっぱいです」

 静岡県磐田市出身の神谷は、磐田西高2年の時、左目の内斜視を発症した。20軒以上の病院で診察を受けるも、「原因不明」「病名が分からない」と診断され続けた。そして、昨年、静岡市内の眼科で初めて「開散まひ」(離し目が上手にできない状態)と診断され、同年5月28日に手術を受けた。

 手術は成功。左目の状態は良くなり、元気にアイドル活動を続けてきたが、今年8月上旬ごろから「立っているのがつらい。クラクラする」と感じ、内斜視を再発した。その後も不定期に内斜視になったため、9月12日、同じ病院で診察を受けた。診断はやはり、「開散まひ」。神谷は再手術を希望していたが、主治医からは「2回目を終えると、その後は何度も手術は受けられない」と伝えられていたという。

 神谷は、今後は徐々に活動を再開し、ステージは12月2日に復帰する。年明けには新曲のリリースも控えている。