スポーツキャスター松岡修造(49)の長女で、阪急東宝グループを創業し、劇団を創設した小林一三氏の玄孫(やしゃご)にあたる松岡恵さん(17)が18日、兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校で、105期生入学式に出席した。初めてグレーの制服姿に身を包み、無数のフラッシュを浴びても笑みを絶やさず、大物ぶりを発揮。夢舞台へ大きく1歩を踏み出した。

 父修造譲りの涼しげな目元に、一筋の乱れもないリーゼント。身長169センチで男役志望の恵さんは、背筋も伸び、キリッとした雰囲気で、式典に臨んだ。

 壇上には、今年4月1日付で新校長に就いたばかりで、父のいとこにあたる前宝塚歌劇団理事長の小林公一新校長(57)。新入生40人は順に名前を呼ばれ、小林新校長にあいさつをしたが、恵さんの番では、無数のフラッシュがたかれた。

 まばゆい光の嵐にも動じることなく、笑顔で「いとこおじ」の小林新校長に一礼。その堂々とした姿を母のテレビ東京アナウンサーだった恵美子さん(51)はビデオカメラに収めた。

 恵さんは今回が初受験だった。1年ほど前から、バレエ、声楽のレッスンを受け、備えた。合格発表時には「歌はもともと好き。見た方に、すがすがしい気持ちになってもらえるようなスターになりたい」と目を輝かせた。

 夢への入り口に立ったばかりの恵さんについて、母の恵美子さんは「本当に今日が旅立ちなんだな…」と話すと、目にうっすら涙。恵さんら105期生は3月30日の合格発表後、今月13日に入寮し、家族で過ごしたのは12日が最後だった。