欅坂46が千葉・幕張メッセで行った握手会で24日夜、発煙筒がたかれる事件が発生し、札幌市の無職阿部凌平容疑者(24)が果物ナイフを所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕された事件を受け、所属レコード会社が今後、警備対策をさらに強化する方針である26日、分かった。

 欅坂46は、事件翌日の25日にも警備態勢を強め、同所で握手会を開催。来月9日にパシフィコ横浜で予定されている握手会も、当初の予定通り行う予定という。レコード会社広報は「警備について、25日はその時点での最善を尽くさせていただきました。7月9日に関しては、同様かつそれ以上の対策を講じさせていただきます」と話した。

 また、阿部容疑者が、ナイフなどが入ったバッグを拾得物だと偽って届けた後、手ぶらで会場入りし、会場内で受け取る形で荷物を持ち込んでいた疑いがあることも明らかになった。