昨年9月の「第1回ミス美しい20代コンテスト」グランプリの是永(これなが)瞳(22)が14日、都内の日本空手道会館で、スポーツ庁主催の「ゆう活(夏のスタイル変革)」イベントの空手の講義に参加した。

 空手3段の実力を持ち、6月には20年東京五輪の正式種目となった空手のスペシャルアンバサダーに任命された。講義には、空手道着に身を包んだ鈴木大地同庁長官や、インターハイ出場経験のある高校生ら約30人が参加。是永は鈴木長官らに基本動作などを指導した。

 今回がアンバサダー就任後の初仕事で、約1時間の講義を終え「本当になったんだっていう実感がわきました。興味のない人にも空手を伝える仕事をしていきたいと思いました」と感想を話した。初めてという指導役には「新鮮でした。(鈴木長官は)引き手が強くて、初めてにしては上手でした」と笑顔をみせた。

 また、15日には22歳の誕生日を迎える。「今日が最後の思い出になりましたね。21歳は人生の転機だったので、22歳はもっともっと仕事の幅を広げられるようにしたいです」と話した。