大黒摩季(47)が、さすがのステージで花火大会を彩ってくれた。
20日、日刊スポーツなどが主催する「神宮外苑花火大会」が行われ、大黒が神宮球場会場のトリを務めた。花火だけでなく、音楽ライブを楽しめるイベントになっており、会場に駆けつけるのは花火を楽しみたい人をはじめ、出演アーティストそれぞれのファンが入りまじる形となる。
“アウェー感”も少なからずある中で、大黒は一気にその場を“ホーム”に変えた。「もっと熱くいきましょう!!」。シャウトとともに「熱くなれ」のイントロが流れると、会場のファンが一気に立ち上がってうちわを振った。その熱量を受けるかのように大黒のパフォーマンスもどんどん上がっていったように見えた。
この日は「あなただけ見つめてる」「夏が来る」「いちばん近くにいてね」など、大黒の代名詞ともいえる代表曲を中心のセットリストだったが、ヒット曲の持つ力強さを改めて感じた。特に大黒のファンでなくても、歌う曲、歌う曲、誰もが口ずさめるのだ。
大黒は今夏、全国ツアーの合間を縫って、各地の音楽イベントにも出演しているが、意外にも「私にはこんなにヒット曲があったんだ」と実感するのだという。大黒は今年デビュー25周年の記念イヤーに突入しているが、デビュー当初はメディア出演は一切しないアーティストだった。ライブも行っておらず、制作に追われる日々だったそうで「ヒットの実感が、当時は本当になかったんです」。
子宮疾患などの治療で歌手活動を休止し、昨年8月に復帰してから精力的に活動しており、特に今夏は「人生最大の稼働量です」と冗談交じりに笑うが、「もう歌えないと思って一度休んだ身としては、本当に充実しているんです」。
歌う喜びを感じながら、25年前には“生で”感じられなかったファンの反応も感じる日々。確かにそんな充実感が、ステージからも感じられた。



