タレントのフィフィ(41)が、ジャズトランペット奏者の日野皓正氏(74)のビンタ騒動に関するコメンテーターたちの論調に違和感を示した。

 日野氏は、自身が指導する中学生たちのジャズコンサートで、ソロパートの演奏を止めなかった男子生徒の髪をつかんで顔を往復ビンタしたことで話題になっている。

 この騒動は31日、民放各局の情報番組で報じられた。多くのコメンテーターは日野氏が暴力を振るったことを非難したが、その一方で、ジャズのルールを破った男子生徒に対して手をあげてしまった日野氏の胸中を推し量る声も少なからずあがった。

 しかしフィフィはそうしたコメントに対し、「ルール破った中学生も暴力を振るった日野さんも和解してんならそれでいいんだけど、普段は指導でも手を出せば暴力だって非難する人たちもね『着地点なく暴走して演奏するのは迷惑なんだよ、ジャズってのはね…』ってジャズを知ってる私から言わせてもらえば…って感じで意見してるのは何だか興味深い」とツイート。また、「今回の件で日野さんは『いろんなハプニングが起きるのがジャズです』とコメントしてますが、ならドラムが熱くなって暴走したのもハプニングなのかな? 本人は謝罪してるけど、何か考えさせられるわ」とコメントした。