船越英一郎(57)が6日、東京・渋谷のNHKでBSプレミアムの時代劇「赤ひげ」(11月3日スタート、金曜午後8時)の発表会見に出席した。松居一代(60)と離婚調停中の船越は「人生において大変なことがたくさん起きた1年でした」と話し、会場の笑いを誘った。

 同ドラマは山本周五郎原作の「赤ひげ診療譚」が原作。これまで映画やドラマなど数多く映像化されてきた作品。船越は「映画では三船敏郎さん、ドラマでは小林桂樹さんなど大先輩がおやりになった。そういった作品に挑戦するのはある意味で暴挙であり、大冒険だった」と振り返り、「これまでの成熟した男ではなく、未完成で未成熟な赤ひげの成長譚(たん)になっています」とPRした。

 撮影は今年4月から6月にかけて行われたといい、MCを務めるNHK「ごごナマ」と並行する形だったという。「初めて生放送をやらせてもらって、毎日やりながらドラマをやった経験は初めてでした。そういう逆境こそがエネルギーになったのかと思う」とし、「今年は人生において大変なことがたくさん起きた1年でした」と、離婚騒動を連想させるように苦笑いしながら語った。なお、この日は俳優の中村蒼(26)も出席した。