俳優山本耕史(40)ジョン・キャメロン・ミッチェル監督(54)が19日、都内で映画「パーティで女の子に話しかけるには」(12月1日公開)ジャパンプレミアに出席した。

 ジョン監督は7年ぶりの来日で、山本とは9年ぶりの再会。山本はジョン監督の舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」で07年から3年連続でヘドウィグを演じ、08年にはジョイントライブで共演している。「結構思ったよりも空いてしまったけど、変わっていなかった」と笑った。

 山本は「パーティで女の子に話しかけるには」の感想を「映画だけど美術館に迷い込んだような作品」といい、「ジョン監督の心の中がアートとなって、前に出ているように感じて楽しかった」と話した。

 最後のあいさつ時にジョン監督が何やら耳打ち。山本は、それにうなずくと2人で舞台「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の曲「オリジン・オブ・ラブ」をアドリブで披露した。

 山本はイベント終了後、同作にちなんで妻堀北真希(29)に声を掛けた時のことを聞かれると「緊張していたら、声は掛けられない」といい、「何か分からないけど、怖くはなかった」と振り返った。昨年末に生まれた娘について「子供はかわいいですね」と目尻を下げた。育児は「やっているつもりだけど、女性の感覚と男性の感覚は違いますよね」とほほ笑んだ。

 インターネットテレビ「abemaTV」で親友でもある香取慎吾(40)も出演する「72時間ホンネテレビ」(11月2日午後9時放送)への出演について「出たい気持ちはありますし」としたが「それでOKとはいかない。あとは向こうサイドと、こっちサイドと、何かあるのかな。気持ち的に僕は出たいし、そのつもりです」と話した。