綾野剛(35)主演のTBS系連続ドラマ「コウノドリ」(金曜午後10時)の20日第2話の平均視聴率が11・8%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は12・9%の好発進だった。

 2年前に放送された連続ドラマの続編。出産の医療従事者と患者のヒューマンドラマで、綾野は、冷静な仕事ぶりで患者に寄り添う産婦人科医と、謎多き天才ピアニストの2つの顔を持つ鴻鳥(こうのとり)サクラを演じる。星野源や坂口健太郎など、前作から2年、今や主役クラスとなった豪華キャスト陣が再集結する。

 第2話は、ある日、診察に来た妊婦・佐和子(土村芳)は、子宮頸部腺がんと診断される。がんの進行が早く、赤ちゃんをどの段階まで成長させるか、治療をどこまで遅らせるのか、シビアな決断が求められる。がん手術で子宮が全摘出されると聞き、どうしてもお腹の赤ちゃんを産みたくなる佐和子。サクラ(綾野剛)ら医師同士も意見が対立し、緊張が走る、という内容だった。