女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の27日放送第23話の平均視聴率が20・3%、28日放送の第24話が18・7%(ともに関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第3話の22・3%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、てん(葵わかな)の不遇を聞いたしず(鈴木保奈美)は大阪に乗り込む。啄子(鈴木京香)と対峙し、てんを北村屋で鍛えてほしいと頭を下げる。そしててんには、墓場まで藤吉と添い遂げろと死装束の白い着物を手渡す。自分の意思を貫き通すてんを見て楓(岡本玲)は、自分も我が道を行きたいと北村屋を去る、という内容だった。