ハリウッドの大物プロデューサーや大物俳優たちによる性的暴行スキャンダルが相次ぐ中、ベテラン女優のスーザン・サランドン(71)が、これらの告発は氷山の一角にすぎないことを示唆した。

 サランドンはニューヨーク・デイリー・ニューズ紙のインタビューで、すでに名乗りをあげた女優の中には、別の性的暴行被害に遭っていても、精神的に消耗し切っているため、あえて告発しない者もいると告白。

 「他の男性から性的暴行被害を受けていても、また辛い経験をしなくてはならない。すでに一度、告発した友人に”また告発するつもりなの?”と聞くと、”もう、名乗りを上げる気力がない”と言っていた」と語った。

 すでにアシュリー・ジャッドやグウィネス・パルトローらが、大物プロデューサーのハーベイ・ワインスタイン氏による過去のセクハラ被害を告発したが、サランドンは、これらの女優たちによる告発をサポートしている大物女優たちの一人だ。

 今回のインタビューでは、「ホテルの部屋で行われるミーティングなどに、女優たちを一人で行かせないエージェントもいるのに、彼女たちを部屋に送り込み、被害を負わせた彼らに怒りを覚える」とも語っている。

 ワインスタイン氏によるセクハラやレイプの被害者は50人を越えており、ロサンゼルス・タイムズ紙は24日、ロス市警は現在、28件におよぶハリウッドやメディア業界関連の性的犯罪について捜査中で、この数は今後もさらに増える見込みであると報じた。(ニューヨーク=鹿目直子)