人気コンビ「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一(44)が居酒屋店主役で、ドラマ初出演した。

 番組は、カンテレ(大阪市北区)が、大阪環状線の各駅を舞台に制作するオムニバスドラマ「大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語」第3弾「ひと駅ごとのスマイル」で、その「京橋駅編」。小杉は、ロックバンド「黒猫チェルシー」の渡辺大知、劇団Patchの松井勇歩ふんする兄弟が、再会を果たす居酒屋の店主を演じた。

 小杉は、シリーズ第1弾当初から出演を熱望していたそうだが、声がかからずに「自分でシリーズの出演者を調べ上げて、何で俺を使わへんねんと、ドラマのプロデューサーに猛烈アピールした」そうだ。

 念願かなっての初ドラマ。頭にはちまきを着け、店主にふんした小杉は「居酒屋でバイトをしてたので、自分の中で居酒屋店主の役作りは、未知の世界ではなかったです」とニッコリ。兄弟の絆を描くドラマだけに「刺し身盛り合わせの菊の花のように、兄弟のドラマにそっと花を添えられたら」と話した。

 また、環状線への思い出には「昔、鶴橋(在住)の子と付き合ってて、大げんかして別れたので、鶴橋駅にはあまずっぱい思い出がありますね」と、笑いながら語っていた。

 「大阪環状線Part3 ひと駅ごとのスマイル」は来年1月16日(火曜深夜0時25分)から放送。小杉が出演した「京橋駅編」は、同2月13日放送予定。