子供の頃、故マイケル・ジャクソンさんに7年間にわたり性的虐待を受けたとして、2013年に訴訟を起こした振付師のウェイド・ロブソン(35)だが、ロサンゼルス郡裁判所は2015年、訴訟を起こすのが遅すぎたとしてロブソンの訴えを棄却。

 ロブソンはその後、マイケルさんが所有していた会社M・J・J・プロダクションズやM・J・J・ベンチャーズ社などに過失責任があるとして訴えた。しかし、米情報サイトE!などの報道によると、裁判所は19日、この訴えも棄却したことがわかった。

 ロブソンは2009年に急死したマイケルさんの会社がマイケルさん本人による性的虐待のパターンを助長させ、被害者らを誘う手助けをしていたと主張していたが、裁判官は、マイケルさんがロブソンを性的に虐待していたとしても、マイケルさんの会社に責任はないと判断。

 ロブソンがマイケルさんと接触を持つようになった理由も、最初にマイケルさんにコンタクトを取ったのはロブソンの母親だった事実から、マイケルさんの会社には責任がないと判断した。

 マイケルさんの弁護士は裁判官の判決をほめ称え、マイケルさんによる性的虐待についても「バカている」として完全否定。一方、ロブソンの弁護士は上告する構えを見せているという。(ニューヨーク=鹿目直子)