米俳優シルベスター・スタローン(71)が27年前、16歳の少女を性的に暴行したとの告発が浮上し、警察が捜査に動き出したとされる中で、スタローンがついに刑事裁判の敏腕弁護士のもとを訪ねたと米情報サイトTMZが報じた。

 しかし、同サイトの報道によると、裁判で争うために弁護士を雇おうとしているわけではないらしい。スタローンはすでに民事裁判の一流弁護士マーティー・シンガー氏を雇っており、2人は22日午後、刑事裁判弁護士のブレア・バーク氏の事務所を訪れたという。

 スタローンは、1990年にスタローンにレイプされたと警察に届け出た告発者の女性に対する苦情を、警察に届け出るための助けが必要だったらしい。

 同サイトによると、スタローンはレイプ告発はウソであると主張しており、警察に虚偽の届出をすることは犯罪であるとして、自らも女性に対する届出を出すことで反撃しようとしているという。(ニューヨーク=鹿目直子)