昨年大みそかに放送された第68回NHK紅白歌合戦の歌手別視聴率が4日、分かった。1部(午後7時15分)の瞬間最高視聴率は、ハーフタイムショーでブルゾンちえみ(27)がネタを披露している最中の39・2%だった。

 昨年の勢いを象徴するように、ブルゾンが第1部の瞬間最高視聴率をたたき出した。第1部の最後のハーフタイムショーで渡辺直美(30)に続いて、オースティン・マホーン(21)とともに登場。キャリアウーマンネタで「日本で一番、視聴率をとる番組にやって来ました」と言おうとした瞬間、「視聴率」の部分をかんで爆笑を誘った。数字も笑いも、しっかりと稼いだ。

 第1部出場歌手の中で最高は、初出場の三浦大知(30)がマークした38・4%。「三浦大知 紅白スペシャル」で歌唱、音楽がない状態で踊る“無音シンクロダンス”も披露して魅了した。同じく初出場の竹原ピストル(41)と、15回目の出場の水森かおり(44)がともに38・2%で続いた。