嵐の松本潤(34)主演のTBS系日曜劇場「99・9刑事専門弁護士 SEASON2」(日曜午後9時)第1回が14日、放送され「さくらいしょう」の登場が話題になっている。

 序盤で、香川照之(52)演じる弁護士・佐田篤弘の部屋の壁に「咲雷賞」と書かれたタペストリーが飾られている。競馬好きで馬主の佐田の馬が勝った記念品のようだが、嵐のメンバー櫻井翔を意識した小ネタとみられる。また、佐田が企業と結んだ顧問弁護士契約書には「所商事株式会社 代表取締役会長 所譲二」と書かれている。小ネタは、16年4月期に放送されたシーズン1でも多数、登場し、作品の大きな魅力としてファンに楽しまれており、ツイッター上は「前回以上」、「笑いどころ多過ぎ」、「咲雷賞最高」などの声が相次いでいる。

 また松本演じる深山大翔が冒頭から「いただきマングース」と言いながらサンドイッチをほおばったり、佐田が「お金は、おっかねぇ~」と口走るオヤジギャグと、前作から続く2人の迷? コンビぶりへの称賛の声も相次いだ。小ネタにオヤジギャグ満載のテンポの良さに「あっという間に放送が終わった」、「日曜の夜は『99・9』で決まり」などと、早くも一押しドラマに挙げる声も少なくない。

 放送の最後には、シーズン1にも描かれた、深山の父大介(首藤康之)が無実を訴え獄中死した殺人事件の、その後の展開として、深山が事件の被害者美里(織田梨沙)の妹からの電話で、金沢に向かうシーンが描かれた。事件の遺留品という金魚の根付きを渡された深山が「絶対に父のものではありません。僕には見覚えがないです。現場に別の人間がいたという新たな証拠です」と語り、終わる。ツイッター上では「シーズン1の事件が早めに描かれ、楽しみ」、「予想をはるかに超える面白さ」、「事件のことが分かるのか」などと今後に期待するツイートが散見された。

 第1話では、主題歌に決まった嵐の18年ファーストシングル「Find The Answer」が初解禁された。ドラマに併せて書き下ろした楽曲で、「99・9刑事弁護士」の世界観とリンクした楽曲になっており、嵐ファンの喜びの声も多かった。

 また謎の男として逮捕されるシーンを演じ、松本と初共演したSexy Zone佐藤勝利(21)の登場を喜ぶ声も多数、あった。

 さらに、放送前日の13日夜に、人気声優の三森すずことの交際をツイッターで宣言したばかりの、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)がラストに登場したことも、大きな話題を呼んだ。「オカダさんが出た」、「声優さんの彼氏?」などのツイートが散見された。

 小ネタ、オヤジギャグはもちろん、深い物語、嵐の新曲、オカダ・カズチカまで「99・9刑事専門弁護士 SEASON2」は初回から、多くの反響を呼んでいる。