女性ユニット「シーオン ガールズ ミュージック デパートメント」が20日、都内のライブハウスで、サードシングル「名も無きLove Story~トゥーランドット~」の発売記念ライブを行った。

 シーオンはクラリネット担当でキャプテンの未侑(24)バイオリン担当七海(19)サックス担当輝星(きらら=14)ピアノ担当ナコ(20)の楽器担当とボーカル担当栞音(19)愛佳(11)ラップ担当レイナ(22)DJ担当詠美(21)の8人組。2800人の中からオーディションで選出されたメンバーで17年4月にデビュー。新しい音楽「リズム&クラシック」を提唱している。

 栞音が「デビューから1年足らずで3枚目のシングルを出せるのは、みなさんのおかげです。感謝しています」とあいさつすると、ファンから歓声が上がった。同曲はトゥーランドットをアレンジした曲だが、栞音は「荒川静香さんのイナバウアーで有名になった曲ですが、2年後の東京五輪では私たちの楽曲がテーマソングなれるように夢を持っています。応援してください!」と壮大な夢を語った。

 同曲を初披露すると、会場はシーオンカラーの赤一色に染まった。それを見た未侑は「涙が止まりません」と感極まった。また、同曲PVも初披露された。栞音は「スタッフさんに『めっちゃ不細工だった』といわれて撮り直しをしました」と撮影秘話を明かした。 この日、練習生としてフルート担当りん(15)が紹介され、来春の加入予定が発表された。「滋賀からきましたりんです」と初々しいあいさつをした。愛佳は「スタイルがよくて女神みたいです」といい、輝星は「スタイルで負けないようにがんばります」と歓迎した。りんはデビュー曲「永遠」でライブ演奏に参加し、その実力を見せた。

 DJ担当詠美はインフルエンザのため欠席となったが、2回公演で約300人のファンを集め、それぞれ11曲を披露した。