皇后美智子さまが50年前に作曲された「星の王子の…」が3月に文芸春秋からCDブックとして発売される。

 サン=テグジュペリの「星の王子さま」の翻訳者として知られる内藤濯(あろう)が著書「星の王子とわたし」の中で書いた和歌に感銘された美智子さまが曲を付けられたもので、ソプラノ歌手の鮫島有美子(66)が歌っている。鮫島は26日、神奈川県にある内藤ゆかりの介護施設で、作品の朗読とともにこの曲を披露。美智子さまが思いを込められた温かな旋律にお年寄りたちも感激の面持ちだった。