30日に放送された女優吉岡里帆主演のTBS系のドラマ「きみが心に棲みついた」(火曜午後10時)の第3話平均視聴率が8・4%(関東地区)だったことが31日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 

 16日の初回放送は平均視聴率9・4%、23日の第2話は8・5%(いずれも関東地区)だった。

 

 原作は若い女性の間で高い人気を得ているマンガ雑誌「FEEL YOUNG」で連載中の天堂きりんの「きみが心に棲みついた」「きみが心に棲みついたS」(祥伝社フィールコミックス)。自己評価が極めて低いために他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、2人の男性の間で揺れ動く様を描いた。

 

 同局の火曜午後10時枠では過去に「逃げるは恥だが役に立つ」「あなたのことはそれほど」などの話題のラブストーリーを放送してきた。吉岡里帆は連続ドラマ初主演で、桐谷健太と向井理との間で三角関係となるラブストーリーに挑戦した。

 

 第3話では、約束をすっぽかしただけではなく逃げ出した今日子(吉岡里帆)を吉崎(桐谷健太)はメールで問い質すが、今日子はうまく答えることができない。過去の非道な仕打ちがあっても、どうしても星名(向井理)とつながっていたいと願う自分の気持ちに気付いてしまう、という内容だった。