演歌歌手氷川きよし(40)が30日、東京・豊島区の池袋サンシャインシティで、新曲「勝負の花道」の発売記念イベントを行った。歌詞に「人生この世は 一番勝負」「人生すごろく とことん勝負」とあるなど、人生の応援歌になっている。

 「来月2日に19周年を迎える自分にとっても、来年の20周年へ向けてスタートの曲。自分への応援歌です」とアピールした。

 来月に開幕する平昌五輪に向けても選手にエールを送った。「この曲で選手を応援したい。頑張ってほしい。自分も歌謡界の金メダルを目指します」。

 そして、デビューから18年連続で出場中のNHK紅白歌合戦への今年の出場も熱望した。「レコード大賞も紅白も、次の年に出られるのかという思いが常にある。できれば歌手人生、命ある限り出させていただけるように成長していきます。的のない矢は撃っても届かない。年末、多くの皆さんに見ていただける場所へいきたい」。

 「勝負の花道」には「はっ」「よいしょっ」という掛け声が入る。この日も、約2000人のファンが熱心に声をそろえた。「僕らしく、明るくて、バカっぽくて抜けている曲でもある。ぜひ楽しんでほしい」と、最後にはノリの良さもPRした。