歌手で女優の小泉今日子(51)が1日、一部週刊誌で報じられた妻子ある俳優豊原功補(52)との交際を認め、自ら不倫関係を明らかにした。所属事務所「バーニングプロダクション」からの独立を、15年に自ら設立した個人会社「明後日(あさって)」のホームページで発表した際に、交際も明らかにした。「全てをこの身で受け止める。人間としてのけじめとしてご報告させていただきます」などとつづったが、これがコイズミ流のメッセージなのだろうか。

 小泉はこの日午後2時ごろ、1982年(昭57)のデビュー当時から所属した事務所を離れる決意とともに、不倫を明らかにした。15年から一部週刊誌などで伝えられていた豊原との交際について「同じ夢を追う同士だと思っております」と仕事上のパートナーとしてだけではなく、「報道されている通り、恋愛関係でもあります」と正々堂々と認めた。

 さらに、豊原には妻子がいることから不倫であることを自ら明らかにした。一部週刊誌やネット上で、豊原がすでに離婚していると伝えられたこともあったが、それを否定。小泉は「事実ではない記事も多く、豊原氏の関係者の皆様にはご迷惑お掛けしております。最初に記事が掲載されたとき、私はご家族に迷惑を掛けないように守って欲しいという旨をスタッフに伝えました」と明かした。その上で、「一連の報道に対して豊原氏からの発言の機会を奪ってしまったのも私の行動に一因があったのかもしれません。そして今まで自らが発言しなかったことには後悔の念しかありません」と吐露した。

 さらに家族に対しても「このようなことになりご家族にはおわびの言葉もございません」と謝罪。「独立した今、一個人として全てをこの身で受け止める覚悟でございます。私事ではございますが、人間としてのけじめとしてご報告させていただきます」。関係者によると、わだかまりをなくした上で新たなスタートを切る決意をしたといい、交際についても逆風を受けることを覚悟しつつ、公表に踏み切ったという。

 豊原も小泉の意を受けて、午後3時ごろコメントを発表した。「互いに志を共にするパートナーシップであり、恋愛感情も伴っております。そして、私が既婚者であるということも事実です」と、同じく不倫を認め「家族とは3年近く以前より住まいを別にしており」と別居状態であることを明かした。さらに「口を閉ざしていた自分の数年を反省しております。今後全て私の一身で受ける所存でありますこと、ご了承いただきたく存じます」と記した。