ダウンタウン松本人志(54)が3日深夜に放送されたABCテレビ「松本家の休日」(土曜深夜0時5分、関西ローカル)に出演し、35年ぶりに再会した小学校時代の漫才トリオの元相方に知られざる「素顔」を明かされた。

 小学校のとき、松本が生まれて初めて結成した漫才トリオ「コマ第三支部」。メンバーの1人、森岡さんは大阪市内の中華料理店を経営。元相方の店で再会した松本は「オレ、森岡の作ったのを食べたい。森岡の作ったのを食べるとは思わなかったな」と感慨深げ。

 特製のマーボー豆腐が出来上がると、松本は「メッチャ、本格的なやつやないか」と感嘆した。当時は口べただったという森岡さん。自慢の一品に「一生懸命、考えた」と胸を張ると、松本は「マーボー豆腐を考えたのはお前じゃないやろ(笑い)」とキツ~いツッコミを入れ、一呼吸置いて「中国人やろ」とオチをつけた。

 共演のたむらけんじが「なんでこんなにおとなしい森岡さんが(松本さんの)グループに入ったの」と疑問を口にすると、森岡さんは「小学校時代は3人、いつも一緒だった」とポツリ。沈黙する元相方に松本が「森岡、オレのこと好きやった?」と質問すると、森岡さんは「好きやった」と告白し、「たぶん覚えてないと思うけど、幼稚園を途中でやめた」。家族ぐるみの付き合いをしていた松本は「幼稚園を途中でやめるってすごいで。経済的な理由」とフォロー。

 登園できなくなった森岡さんは「幼稚園の校門で待っていたらまっちゃんが声をかけてくれた……。そこからしゃべり出した」。共演の雨上がり決死隊の宮迫は「なんか泣きそう…」と声を上ずらせた。

 松本は「最初の友達やった。森岡にとってもオレにとっても」。2品目の「海鮮おこげ」を口にした松本は「うまっ!よう頑張ったな。よう頑張ったなと思うわ」と別の道を歩んだ元相方へつぶやくように話した。