ゴスペラーズが1日、都内で行われた日清食品「東京2020オリンピック競技『近代五種』応援宣言」に出席した。

 「近代5種」はフェンシング、水泳、馬術、射撃、ランニングの5種を1日をかけて1人でこなす競技。五輪の中でも最も古くから残る競技の1つで、その過酷さから「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれる。日清食品は、東京五輪に向け近代5種をサポートする。

 ゴスペラーズは、近代5種を応援する「近代5種ペラーズ」として登場した。代表曲「ひとり」をベースに、近代5種の種目を歌詞に取り入れた応援ソング「ひとり、で五つ」を生披露し、重厚なハーモニーを響かせた。村上てつや(46)は、替え歌の最後に歌い上げる「近代5種」というワードについて「こっちの方が(「ひとり」より)気持ちいいかもしれない」と話して笑わせた。替え歌のオファーについては「すごい話が来たなと」と緊張したというが、「デモテープを返したときはノリノリでした」と楽しんだという。村上は「一人で5つのことをやることのすごさを、たくさんの人に知って欲しい」とPRした。

 この日は、マスコットキャラクターのぺんたうるすくんもお披露目された。上半身は人、下半身は馬といういでたちで、さらに近代5種で使用する道具を身に付けている異色のキャラクターだ。黒沢薫(46)は「かっこいいですね。強そう」と評価したが、小学生を対象にしたアンケートでは、75%が「気持ち悪い」と回答したという。安岡優は(43)は「気持ち悪いを選択肢に入れたのが間違いですね」と冷静に突っ込み、笑わせた。

 ゴスペラーズのほか、近代5種の黒須成美選手、才藤歩夢選手らも出席した。

 ゴスペラーズの歌う「ひとり、で五つ」は、日清食品の近代5種応援特設サイトで公開されている。