歌手浜崎あゆみ(39)が8日、デビュー20周年記念の全国アリーナツアーを、さいたまスーパーアリーナでスタートさせた。

 今回のライブツアーでは、ダンサーらとの派手な演出は控えめに、白のドレス姿で代表曲「evolution」「SEASONS」などをオーケストラアレンジで披露した。

 この日が、デビュー記念日だった。98年にシングル「poker face」でデビュー。アンコールでは、スタッフからサプライズで20年の軌跡をたどるVTRが流れるなど、祝福ムードに。当時からギターを担当する野村義男(53)も「20年、浜崎あゆみのギターを弾かせていただいて、いろいろなところに行って、充実した良い20年を過ごさせてもらった。これからも浜崎あゆみを応援していきます」と話し、浜崎も感激していた。

 さらに、ファンからは「Who…」の大合唱とケーキで祝福された。涙を流した浜崎は「大事な日にすてきなステージを作れて幸せ。みんながくれた20年。同じスピードで、同じ景色を見ながら、いつかのゴールを目指していこうと思います」と感謝した。

 ツアーは、7月22日の大阪城ホール公演まで、名古屋、福岡、広島、石川、宮城と全国で11公演を行い、10万人を動員予定。