17日放送のテレビ東京系ドキュメンタリー番組「日経スペシャル ガイアの夜明け」(火曜午後10時)が、世界初のバリアフリースピーカー「ミライスピーカー」の開発に挑戦するシニアベンチャー企業を特集する。

 「ミライスピーカー」は、高齢者や耳の不自由な人にも聞こえやすいという特徴を持つ。蓄音機の構造を参考にしているが、聞こえやすさの原理は開発者にも不明で、解明のため外部研究者と連携をとりながら研究を進めている。

 スピーカーを開発するのは、大手音響メーカーを退職した、平均年齢55歳の古参技術者たちが立ち上げたシニアベンチャー企業「サウンドファン」。誰もが聞きやすい“世界初”のスピーカー開発に挑むベテラン技術者たちを追う。

 4月からの「ガイア-」は「探しに行こう!夜明けの先ににある、光を」というフレーズを掲げ、世の中を変えようとする企業の挑戦や、試行錯誤の意義を伝えていく。