女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)17日放送第14話の平均視聴率が19・9%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、鈴愛(永野芽郁)らは高校最後の夏を迎えていた。律(佐藤健)は小さいときに患っていたぜん息も治りバスケット部のエースで活躍。ブッチャー(矢本悠馬)は地域1番の美女を追いかけバドミントン部に入部していたが失恋。菜生(奈緒)は弓道の衣装に憧れ入部したが実力はいまいち。鈴愛は美術部で絵を描いていた。そんな時、梟町の晴(松雪泰子)の食堂にはダブルのスーツで背の高いイケメンが訪れる。また律の父弥一(谷原章介)が営む写真館にも長い髪で官能的な匂いをまき散らすワンレンボディコン美女が現れた。その2人は岐阜にサンバのテーマパークをつくるため東京からやってきたというリゾート開発会社の営業だった。一方、同じ日には菜生の弓道部引退試合が行われており、鈴愛らが応援していた。遅れて駆け付けた律は、その試合会場で弓を引く一人の美少女に釘付けになる、という内容だった。